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コラム

補助金・税制優遇
【2025年1月再開】電気代補助金が再開します!

以前、電気代の最新動向について解説させていただきましたが、
その後間もなく、「電気代補助金」が再開となる報道がなされました。
今回は、2025年1月から再開される電気代およびガス代補助金について解説させていただきます。

 

1.2025年1月再開の電気代・ガス代の補助金概要

報道でありました通り、11月22日に政府で開かれた臨時閣議において、電気代・ガス代に関わる補助金制度を、2025年1月から3月まで再開する旨が発表されました。
今回、「電気・ガス料金負担軽減支援事業」と題して以下の内容の補助が実施される見通しとなりました。

 

<電気代補助額>

値引き期間低圧(主に個人)高圧(主に法人)
2025年1月・2月使用分2.5円/kWh1.3円/kWh
2025年3月使用分1.3円/kWh0.7円/kWh

※実際の請求時期は使用した月の翌月以降となります。

 

<ガス代補助額>

値引き期間低圧(主に個人)
2025年1月・2月使用分2.5円/kWh
2025年3月使用分1.3円/kWh

※実際の請求時期は使用した月の翌月以降となります。

 

なお、現在は、10月まで実施されていた補助金が終了しており、12月の請求額は「補助金なし」の状態であることから、値上がりが予想されています。
一部報道によれば、東京電力管内では、一般的な4人家庭の使用量で試算した場合、
電気代は600円程度増加、ガス代は、270円程度の増加となる見通しです。

補助金が出ることは非常にうれしい事ですが、今回の継続についても一時的な措置であり、継続していくとは考えにくく、根本的な対策が求められます。
日ごろからの省エネ対策に加え、太陽光発電などの「発電設備」の導入をぜひご検討ください。

 

2.太陽光発電で取り組む電気代対策

先述の通り、電気代の補助金は一時的な措置に過ぎません。
継続的に電気代を削減していくためには、日ごろからの節電はもちろん、発電設備などの導入も非常に効果的です。
ここでは、太陽光発電を活用した電気代削減例をご紹介させていただきます。

 

①CO2削減プロジェクトの一環の太陽光発電で電気代も大幅削減に成功!
業種      :製造業
設置場所    :屋根上
設置規模    :182.4kW
電気代削減額  :400万円/年(実際には設置から8か月間の実績)

 

②自宅への設置の経験から会社への設置も実施!
業種      :製造業
設置場所    :屋根上
設置規模    :47.42kW
電気代削減額  :145万円/年

 

メインになるのは、電気代削減ですが、
CO2排出量の削減や、ご自宅での設置経験などから、社屋への導入も実施されています。
現在の電力使用量や設置予定場所などにより、削減効果は変動しますが、
近年の電気代の値上がり状況を踏まえると、経済効果が大きくなっています。

 

3.電気代が上がるほど、太陽光はお得になる!

現在公表されている最新情報を見ると、法人向けの電気料金単価は平均で、「24.89円/kWh」となっております。(経済産業省公表資料より)例えば、太陽光発電を100kW設置すると、年間に100,000kWh発電するといわれており、すべて電気代削減に充てることができれば、248.9万円の削減ができる計算になります。つまり、電気料金単価が上がるほど、太陽光発電を導入するメリットが大きくなります。さらに言えば、投資回収年数の短縮につながります。

 

(参考)電気料金単価の推移 経済産業省発表資料より

 

いかがでしたでしょうか?
弊社では、太陽光発電の企画・設計・施工、さらには補助金申請サポートも行っております。
さらに、空調やLED照明などの省エネ設備についても、ご提案をさせて頂いております。
エネルギーコスト、CO2削減など、お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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