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1.ストレージパリティ補助金とは?
本補助金は、オンサイト PPA モデル等による自家消費型の太陽光発電設備や動く蓄電池としての電気自動車を含む蓄電池等を導入する事業に要する経費の一部を補助することにより、価格低減を図りつつ、地域の再エネ主力化とレジリエンス向上を図り、2050 年カーボンニュートラルなグリーン社会の実現を強力に推進することを目的としています。
【公募スケジュール】
第1次:令和3年3月26日(金)~同年4月30日(金)正午まで【必着】※終了しました。
第2次:令和3年5月10日(月)~同年5月31日(月)正午まで【必着】※終了しました。
第3次:令和3年6月7日(月)~同年6月30日(水)正午まで【必着】※終了しました
第4次:令和3年7月5日(月)~同年7月30日(金)正午まで【必着】※終了しました
第5次:令和3年8月9日(月)~同年8月31日(火)正午まで【必着】
第6次:令和3年9月6日(月)~同年9月30日(木)正午まで【必着】
要件は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
対象業種 | 民間企業 青色申告を行っている個人事業主 地方公共団体 一般社団法人・一般財団法人及び公益社団法人・公益財団法人 |
対象設備 | 10㎾以上の産業用太陽光発電システム ※停電時にも必要な電力を供給できる機能を有すること(ただし、蓄電池又 は非常用発電設備を併設し、停電時にも必要な電力を供給できる場合は不要)蓄電池システム(※蓄電池単体は不可) |
補助額 | 太陽光発電設備:4~5万円/㎾ 家庭用蓄電池:2万円/㎾h 産業用蓄電池:6万円/㎾h 工事費:定額 |
2.ストレージパリティとは?
「ストレージパリティ」とは『蓄電池を導入しないよりも、蓄電池を導入したほうが、経済的メリットがある状態』のことを指します。
実は、太陽光発電についても同様に、「グリッドパリティ」と呼ばれるものがあります。
グリッドパリティとは太陽光発電などの再生可能エネルギーで発電した電力のコストが、電力会社から購入する電気代と同等、またはそれ以下になることを指します。
太陽光発電は価格が高く、固定価格買取制度(FIT制度)とよばれる国の制度を活用することによって経済メリットを生み出していました。
しかし、年々太陽光発電設備のコスト削減が進み、グリッドパリティの達成つまり電力会社から買うことと同等もしくはコストを抑えて電力を調達できるようになって来ました。
これにより今までとは異なり、国の制度に頼らずとも太陽光発電の普及が進むようになっていくことが予想されます。
蓄電池も太陽光発電と同様にストレージパリティを達成することが求められているのです。
しかしながら、現時点では蓄電池の価格はまだ高額であるため、上記のような補助金を設定し、導入を促進しています。
2020年の経済産業省の発表によると、産業用蓄電池は価格が5万円/kWh程度であればストレージパリティ達成が可能となるといわれています。(投資回収期間を7-8年、蓄電システムの蓄電容量は3時間率とした場合)
このように国としても再生可能エネルギーの普及を重要課題としてとらえていることがわかります。
自家消費太陽光発電と蓄電池を導入することは、再生可能エネルギーの普及だけでなく、自社の電気代削減や災害対策としてのメリットもあります。
ぜひ、一度導入を検討してみてはいかがでしょうか?
3.最後に
太陽光発電、蓄電池、省エネ設備のことならいつでもご相談ください!
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私たち長谷川電気工業所は、電気・設備×ICTの技術で、日本国内のみならず世界の問題解決の一助になりたい。そう考え、日々研鑚を続けています。環境に優しいエネルギーを作ること、そのエネルギーを無駄なく使うこと。電気・空気・水・制御にかかわる総合設備業だからできる課題解決のノウハウを活かし、日本の進んだ環境技術で世界に貢献します。
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